世界不平等宣言
私たちは元来より、人間は生まれながら平等ということを叩き込まれてきたかと思います。それでだいたいのひとは同意できるかというと、NOではないかと思います。
というのも、親も選べませんし、貧乏なシングルマザーの下に生まれる可能性もあるし、ビルゲイツのようなスーパーリッチの家庭に生まれる可能性もあります。
それで貧乏なシングルマザーの子供が、ハーバード大学に行く可能性は限りなくゼロに近いと思います。(もちろんゼロではない)
どの世界も例外はありますが、やはり教育にはお金がかかります。いい教育というのはただではできないんですよね。いい先生も高い報酬のところに動きます。それは至極当然のことといえます。
いい教育を受けた人材がいい人材になるのも至極当然のことで、結果金持ちの子供が金持ちになる可能性は高いと言えます。
ですので、教育としては人間は生まれながらにして不平等であり、それで私たちはどうすればいいのかを教えていくべきなんだと思います。例えば次のような例。
うちの親は貧乏。飲食業に失敗して借金がある。不幸だ。
なんかありがちなような話ですが、親はどうして事業に失敗したのかを考えるべきだし、親が失敗しているおかげで自分は同じ方法で失敗するリスクは回避できるわけです。
そもそも飲食業で失敗するリスクはどれくらいか、そもそも飲食業でなくてはならなかったのか、他の業界だったらどうか。自分はサラリーマンに絶対になる。
と、いろいろな思考ができるわけですよね。
自分の親がサラリーマンであると、だいたいサラリーマンになるかと思いますが、世界は自分が思っているより広く、選択があります。そして幅広い選択肢が得られるのは、若いうちにどれだけの経験を積んでいるかにかかっているような気がします。
失敗も多いとは思いますが、10回やって1回成功すればいいのです。